プロフィール:
広告代理店勤務。早稲田大学社会科学部2018年卒業。
浄土真宗のお寺の長男として生まれる。将来はお寺に戻って住職になる予定。
お寺に生まれながら、大学3年生にして初めて仏教の魅力を知る。
そこからお寺に戻る決心をし、現在は仏教・お寺の魅力をいかに社会い伝えていくかに強い関心を持ち活動中。
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「あれ、お前んち、神社だよな?」
人生で100回は言われた言葉です。何度実家がお寺だと説明しても、神社と間違われてしまいます。
お寺と神社の区別がつけられない。
特に区別するほどの関心もない。これが今の若者の感覚です。
そんな世代がおじいさんおばあさんになったとき、果たしてお寺は、今と同じ形で成り立っているのでしょうか?
正直、将来お寺を継ぐ身として、不安です。
葬式仏教と呼ばれるようになって久しいです。
お寺の役割とは、先祖供養をすることだけなのでしょうか。私はそうは思いません。
社会に対して、人々に対して、もっとできることがあるはずです。
お寺は無限の可能性を秘めていると思っています。
宗派、ルール、しきたり。そうした壁を超えて、お坊さんたちが同じ未来を見ていけるような場を創りたい。
そんな思いで会を企画しています。
「お寺はこうあるべきだ」という一つの正解はないと思います。
目指すべき方向はそれぞれです。
これからの仏教界を担う志を持った方々が集まり、議論することによって、何かこれからの寺院運営のヒントを得たり、仲間を見つけたり、思いがけないアイデアが出てきたり、仏教界にとってプラスになることが生まれたらいいなと思っています。
会を通して、参加者の志が上向き、次への一歩を強く踏み出すためのパワーに繋げられることを目標としています。
まずは継続して会を開催し、熱量の高い「よんななお坊さん会コミュニティ」を形成すること。
そしてゆくゆくは、よんななコミュニティに集う様々な方々と、このよんななお坊さん会コミュニティとの交流を図り、仏教界だけで完結しない、「お寺×公務員」「お寺×医学」「お寺×〇〇」…と、外に広がる新しいものが生み出されていく場を創っていきたいです。
メンバー
名前:吉田亮(よしだ りょう)
プロフィール:
株式会社DO THE SAMURAI 代表取締役。
1990年滋賀県生まれ岐阜県多治見市育ち。
東京大学理科二類入学後、文学部を卒業。
武道館目指してバンド活動の後、2013年に志に目覚め、大好きな日本の文化や歴史に’楽しく’触れるきっかけをつくろうと、塾、講演、神社ツアーなどを開始。
2016年に、株式会社DO THE SAMURAIを設立。現在は、日本最大の神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営す
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名前:霊河太樹(よしかわ たいき)
プロフィール:
福井の浄土真宗本願寺派玄性寺の若院。
日本各地で講演やワークショップの開催、空間デザインや事業のアドバイザーなど、フリーで幅広く活動する。
自坊でも、お寺で穏やかな時間を味わうことを目的としたツアーを組むなど、お寺の可能性を広げる活動に取り組んでいる。
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名前:岩井凌太(いわい りょうた)
プロフィール:
同志社大学スポーツ健康科学部在籍。
精神的調和やコミュニティ形成における仏教やお寺のポテンシャルに魅了され、よんななお坊さん会に参加。
現在は、仏教思想や学問、デザイン思考、ビッグデータを活用して、より深い人間理解を達成しようと奮闘中。
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2018年5月15日、第1回よんななお坊さん会を開催しました。
多彩なお坊さんを始め、お寺に関連する事業者の方や、仏教を学ぶ学生、コピーライターの方など、今後仏教界を盛り上げていくであろう方約30名が一堂に会し、非常に熱量の高い場となりました。
会場は、JINSが手掛ける世界一集中できるワークスペースThink lab(https://thinklab.jins.com/)をお借りしました。この場所は、コンセプト設計に仏教のエッセンスが取り入れられており、科学と仏教の思想が融合した施設にお坊さんも興味津々でした。
「お坊さんとは、役割なのか、生き様なのか」
「仏教のゆる化 ゆるくて身近な仏教とは」
「お寺とインターネット 若い人へのアプローチの方法」
「お寺の敷居は高くあるべきか、低くあるべきか」
「マインドフルネスブームは日本仏教の救世主となり得るのか」
などなど、熱い議論がいたるところで巻き起こっていました。
次回は2018年秋頃開催予定です。